現在臨床で働いているPT・OTの方はこんな疑問ありませんか??
「橈骨遠位端骨折の患者さんのリハビリは何をしたらいいの?」「気をつけるポイントは?」「手関節はどのように動かすの?」

私は現役作業療法士として橈骨遠位端骨折のリハビリを行ってきました.その中でキーポイントとなるのがダーツスローモーション!!
みなさんダーツは知っていますよね.ダーツを投げる動きが橈骨遠位端骨折のリハビリには有効なんです.
この記事では手関節の動きをもとにダーツスローモーションについて詳しく解説していきます.ぜひ臨床に活かしてみてください.また橈骨遠位端骨折を受傷された方にもこの記事を見ていただきたいです.
手関節の動きは◯つに分けられる.
手関節の動きは,背屈(手首を手の甲側に曲げる動き)掌屈(手首を手のひら側に曲げる動き)撓屈(手首を親指側に曲げる動き)尺屈(背首を小指側に曲げる動き)の4つに分けられます.前腕の動きも加えると,回内・回外(肘を固定して手のひらを上下に向ける動き)もあります.
ダーツスローモーションとは??
ダーツを投げる動作は上記の4つの動きの組み合わせからなります.ダーツを投げるのに構える際の動きは背屈+撓屈,放つ際の動きは掌屈+尺屈で構成されます.
ダーツスローモーションの動きの要は手根中央関節であるといわれています.手根中央関節の構成上,背屈すると撓屈しやすく,掌屈すると尺屈しやすくなります
背屈,掌屈,撓屈,尺屈のような2次元の動きよりも,背屈+撓屈,掌屈+尺屈のような3次元の動きが大切です.
ダーツスローモーションはいつから行うべき??
術後早期から行うべきです.ただ自動運動(自分の力で動かす運動)を行いましょう.他動運動(他者や外部の力で動かす運動)は禁忌です.ダーツスローモーションの動きは日常生活の中でもよく使われる運動です.
橈骨遠位端骨折の回復にはダーツスローモーション運動と握力が重要であるといわれています.

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